ムーラン・ルージュ (Moulin Rouge) は1889年に誕生したパリのモンマルトルにあるキャバレーである。フランス語で「赤い風車」という意味で、実際に屋根の上に赤い風車がある。
歌やダンス、フレンチ・カンカン、大道芸を組み合わせたショーで有名。また、画家のロートレックがここに通いつめ、踊り子たちをモデルに数々のポスターを描いたことでも有名である。 ここで活躍した著名なミュージシャンとしてはエルビス・プレスリー、フランク・シナトラなど多数いる。
現在は観光スポットとして人気がある。1日に3回のショーがあり、19時、21時、23時が開演時間。約840名が収容できる。
2001年にはここを舞台にして映画『ムーラン・ルージュ』が製作された。 同じタイトルの映画は1928年より上記を含め計6本作られている。