ナウルホエ山(ナウルホエさん、英: Mount Ngauruhoe、ŋauɾuhoe)はニュージーランドの北島、トンガリロ国立公園内にある火山。ランギポ砂漠の西に位置し、タウポ湖南岸から25km南にある。この山は富士山のような稜線を持っている。
山の標高は2,291mの高さがあり、トンガリロ国立公園に含まれるルアペフ山(2,797m)に次いで標高を誇っている。また、ルアペフ山・トンガリロ山と共に1993年にユネスコ複合遺産に認定されている。
トンガリロ一帯の山々は、活火山が多くタウポ火山帯と呼ばれている。25,000年前に誕生したと見られ、タウポ火山帯の中で一番遅く山が形成されたと考えられている。ナウルホエ山は1975年から20世紀後半頃まで45回噴火している。1977年以来、噴火はしておらず安定した状態を見せている。
また、最近では2006年6月6日に火山警戒レベルがレベル0からレベル1に引き上げられている[]。
「ナウルホエ」という名称にはいくつかの説があり、throwing heated stones から来ていると考えられている。