ウマイヤド・モスク(Umayyad Mosque, Arabic: جامع بني أمية الكبير)とは、ウマイヤ朝第6代カリフのワリード1世によって705年(ヒジュラ暦86年)にダマスカスに建築された現存する世界最古のモスク。
もとはキリスト教の聖ヨハネ聖堂であったが、10年の歳月を費やし敷地全体をモスクへと改装した。このため、通常のモスクとは違いローマ建築・ビザンティン建築の様式が色濃く出ている。また、カアバ、預言者のモスク、岩のドームに次ぐイスラム教第4の聖地として、現在も巡礼者が絶えない場所である。