彼らが現在残る町を作ったのは11世紀のことである。当時は、ガーナ王国の一部だった。町は1076年に一度壊されたが、1224年に再建されると、サハラ交易の要衝として、またイスラーム研究の重要拠点として繁栄した。
現在のウアラタには手稿の博物館が残っている。また、独自の装飾を施した地元の伝統的建造物は、「ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスール」としてユネスコの世界遺産に登録されている。
参考文献
- この記事の初版は英語版から翻訳された。以下二点は翻訳時に英語版に掲げられていた文献である。
- Mauny, R. (1971), “The Western Sudan” in Shinnie: 66-87.
- Monteil, Charles (1953), “La Légende du Ouagadou et l’Origine des Soninke” in Mélanges Ethnologiques (Dakar: Bulletin del’Institut Francais del’Afrique Noir).