ノートルダム・ド・ラーケン教会(フランス語: Église Notre-Dame de Laeken; オランダ語: Onze-Lieve-Vrouwekerk van Laken)とは、ベルギー王国ブリュッセル市ラーケンにあるゴシック・リヴァイヴァル建築のローマ・カトリック教会。元々はレオポルド1世の妻、ルイーズ=マリー・ドルレアンの追憶としてヨセフ・プラールの計画によって作られた教会である。
1850年にオーステンデで死したマリーは、ラーケン王宮の附近に葬られる事を所望していた。そして夫のレオポルド1世は彼女のために霊廟としてこの教会を建設する事とした。そして、当時若かりしヨセフ・プラールの計画によって建築された。
1854年にレオポルド1世によって最初の石が設置され、1872年に教会となったが、工事は1909年まで続いた。そして、地下納骨堂には教会建設以前のものも含むベルギー王室の人々の遺骸が納められている。