歴史
1937年、タブルブル山はカルデラ西部のブルカン火山(Vulcan、西吹山)とともに噴火し、507人が死亡した。
1994年、ブルカン火山との同時噴火によって降灰がラバウル市街を襲い大きな打撃を受けた。住民は近郊の山林に避難し、ラバウル空港は放棄され、南東に20km離れたココポの町に新空港と政府機関が移転した。
2006年の10月7日にも噴火し、12kmまで離れた家の窓を破壊し、噴煙柱は18kmの成層圏の高さまで及んだ。
2014年8月29日の噴火では、火山灰を含む噴煙が上空約18kmまで達し、付近の住民が避難。また、複数の航空会社が国際線ルートの迂回をさせる措置をとるなど影響が出た。
脚注
外部リンク
2014年8月29日の爆発の様子を洋上すぐ近くからPhil McNamaraが撮影した動画(2014年9月5日公開、9月20日現在で1300万回再生)、衝撃波が襲うことが分かる。