セストリエーレ(Sestriere)は人口838人のイタリア共和国ピエモンテ州トリノ県のコムーネの一つである。
1930年代よりフィアット創業者のジョヴァンニ・アニェッリ氏が購入しリゾートとして開発した。 2006年トリノオリンピックでは男子アルペンスキーの会場となった。
セストリエーレには、キゾーネ渓谷(Val Chisone)とスーザ渓谷(Valle di Susa)の間にある同名の丘がある 北西にはフライテーヴェ山(Fraitève, 2701m)、南東にはシーゼス山(Sises, 2658m)とプンタ・ロニョーザ(Punta Rognosa, 3280m)がそびえる。 住民が集中しているのは、分水線上にあるセストリエーレ・コッレ(Sestriere Colle)、キゾーネ渓谷にあるセストリエーレ・ボルガータ(Sestrere Borgata)、シャンプラス・スーザ渓谷にあるChamplas du Colと Champlas Janvierなどである。
セストリエーレの起源は非常に最近の事である。 このコムーネは、1934年10月18日王の命令によりチェザーナというコムーネからサウゼ・ディ・チェザーナSauze di Cesanaという集落を分離、Champlas du Colというコムーネを一集落にし、プラジェラートというコムーネからはボルガータ(Borgata)を分離して作られた。