バルセロナ=エル・プラット空港(español. Aeropuerto de Barcelona-El Prat)とは、スペインのバルセロナおよびアル・プラ・ダ・リョブレガートにある国際空港である。
カタルーニャ州への玄関口。ヨーロッパ圏内路線が大半を占め、大陸間路線の発着は少ない。スペインではマドリード・バラハス国際空港に次いで2番目に利用者が多い。かつてはスパンエアーが当空港を拠点としていた。ブエリング航空やライアンエアーなどの格安航空会社による積極的な乗り入れが行われており、近年利用者数は増加傾向にある。
かつては「プエンテ・アエレオ」(Puente Aéreo、「空の橋」を意味するスペイン語)と称されるマドリードとのシャトル便が頻繁運航されていたが、AVE北東回廊線の延伸開業以降は本数が減少している。
ターミナルビルの設計はリカルド・ボフィルが担当している。
2009年6月より共用開始。イベリア航空系列会社(エア・ノストラム及びブエリング航空)の路線及び中長距離国際線が主に発着する。
旧ターミナルであり、A~Cの3つに分かれている。1992年のバルセロナオリンピック開催に合わせて改修されている。第1ターミナル開業後に使用料の値下げを行い、現在は主にLCCやチャーター便の発着に使われている。