ロイヤルアルバート橋(英:Royal Albert Bridge)はイングランドのタマール川を渡り、プリマスとサルタッシュを結んでいる鉄道橋である。グレート・ウェスタン鉄道のコーンウォール行きの単線線路が通っている。
ロイヤルアルバート橋(英:Royal Albert Bridge)はイングランドのタマール川を渡り、プリマスとサルタッシュを結んでいる鉄道橋である。グレート・ウェスタン鉄道のコーンウォール行きの単線線路が通っている。
ロイヤルアルバート橋 | |
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所在地 |
プリマス・サルタッシュ間
タマール川
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最大支間長 | 139m |
高さ | 30m(橋桁) |
建築家 技術者 |
イザムバード・キングダム・ブルネル |
形式 | アーチ橋 |
素材 | 錬鉄 |
建設 | -1859年 |
橋の分類 | |
形式 - 国 | |
一覧 | |
橋の一覧 | |
設計を担当したのはイザムバード・キングダム・ブルネルで、議会で鉄道連絡船案が却下されたからであった。橋は長さ139m、満潮時の水面からの高さ30mのスパン2つと17のスパンからなるアプローチ部で構成される。1859年5月2日、アルバートによって開通式が行われた。
ロイヤルアルバート橋はこの時期にイギリスで建設された錬鉄製の橋のうち、最も注目すべき物の一つである。中央部の2スパンはロバート・スチーブンソンが設計したハイレベル橋を応用したもので、管状のアーチがプレートガーダーを吊り下げるようになっている。工法は同じくスチーブンソンのブリタニア橋と類似の方法で、橋桁は陸上で製作され、航送されて橋脚の上に据えられた。ただブリタニア橋のときには橋脚ができあがってから設置が行われたが、ロイヤルアルバート橋の場合は橋脚を1m造るたびに引き上げるということを繰り返して所定の高さを得た。
すぐ隣にはコーンウォールとデヴォン州を結ぶ幹線道路のA38が通るタマール橋が架かっている。