ハレマウマウ火口(ハレマウマウかこう、英語: Halemaumau Crater)は米国ハワイ州ハワイ島にあるキラウエア火山の主な火口である。
ハレマウマウ火口はハワイ島にあるキラウエア火山の主な火口で、巨大なキラウエア・カルデラの南西隅にあり、火口の縁の高さは海抜1247メートルである。ほぼ円形の火口で、約770メートルx 900メートルである。 ハワイ神話では火山の女神のペレが住む処とされていて、ハレマウマウの名称はハワイ語でハワイ独特の「アマウ・シダ」(āmaʻu fern)の家、というような意味である。
現在、火口は活発に火山活動をしていて、火口の底部に火口湖(250m x 150m)がある。
2008年に火口の割れ目から噴火が始まって以降、溶岩は火口の底部から20~150メートル低い所にある。2015年4月24日にはハワイ火山観測所脇の展望台から見えるので「展望台火口」(Overlook Crater)と名付けたこの火口湖は数日後は溶岩が溢れて、ハレマウマウ火口の底部に約9メートルの溶岩を積もらせた。その後、溶岩はこの火口湖の縁を超えることはなかったが、2016年の爆発と2018年の爆発ではまた縁を超えている。
ハワイ州道11号線からハワイ火山国立公園のキラウエア火山側へ入り右へ。ビジターセンターと蒸気吹き出し口を過ぎた後、ハレマウマウ火口とキラウエアイキ火口の周りめぐる火口周辺道路(Crater Rim Drive)へ入り、特にジャガー博物館があるハワイ火山観測所の展望台からよく見える。