トランスアメリカ・ピラミッド(Transamerica Pyramid)は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州のサンフランシスコにある超高層ビル。サンフランシスコのランドマークの1つで、サンフランシスコで最も高い超高層ビルである。
設計はウイリアム・ペレイラ(William Pereira)。高さは260m、46階建てである。トランスアメリカ・コーポレーションの本社だったが、現在は本社は移転している。計画が発表されたときは、そのデザインから激しい反対が起きたが、現在はサンフランシスコのランドマークの1つであり、トランスアメリカ・コーポレーションは今でも会社のロゴにこのビルの絵を描いている。
1969年に着工、1972年に完成した。同じサンフランシスコ市内の「バンク・オブ・アメリカ・センター」(現在の名は555 カリフォルニア・ストリート)を抜いてミシシッピ川以西で最も高いビルとなった。(ただし、2年後にロサンゼルスのAONセンターに抜かれた)。 現在でもサンフランシスコで最も高い超高層ビルである。1999年、トランスアメリカ・コーポレーションはオランダの巨大保険会社・エイゴンに買収され傘下となった。27階にある展望台はアメリカ同時多発テロ事件以後、閉鎖された。