カラカスの大学都市(-だいがくとし)は、ベネズエラの首都圏、リベルタドル市のベネズエラ中央大学を中心とした学園都市。2000年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
カラカスの大学都市は、1940年から1950年代にかけて、建築家のカルロス・ラウール・ビラヌェバなどの前衛芸術家により設計された。世界遺産登録に関して、カラカスの大学都市は20世紀前半のモダニズムの顕著な例としている。
ベネズエラ中央大学の講堂アウラ・マグナには、アメリカの彫刻家であるアレキサンダー・カルダーの代表作である『雲』がある。
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。