タプスス(英Thapsus、Tapsus、タプソスとも)は、現在のチュニジアにあった古代都市。遺跡がベカルタ(en:Bekalta)の近く、Ras Dimasに存在している。
タプススは当初、Lampadusa島から80スタディオン(約14.8km)離れた塩湖周辺(Шаблон:Coor dms)にフェニキアが建都し、その約200km南東にはカルタゴがあった。
紀元前46年に、タプスス近郊ではオプティマテスとヌミディア王ユバ1世らがガイウス・ユリウス・カエサル軍に敗北し、ほとんどの戦力を失った(タプススの戦い)。その後はオプティマテス側が降伏し、カエサルは50,000セステルティウス(en:Sestertius)の支払いを求めた。彼らの敗北は、アフリカからのカエサル反対運動の終結を意味し、タプススはローマ植民地となって、アフリカ属州沿岸の商業都市として発展した。