ザンジバル島のストーン・タウン(ざんじばるとうのすとーん・たうん)は、タンザニアの東、インド洋に浮かぶザンジバルの街並みが登録された世界遺産物件。
ザンジバルはアフリカ大陸タンザニアの東に浮かぶ群島である。10世紀ごろからアラブ商人が定住し、大航海時代にはポルトガルが占領した。後にオマーン、さらにイギリスへと支配者が代わっていく。アフリカからの奴隷・象牙・金などの輸出、東西交易の中継、クローブ栽培などで栄えた。
主島であるウングジャ島(ザンジバル島)には首都ザンジバルシティがあり、ストーン・タウンはその旧市街地である。支配層であるヨーロッパとアラブ双方から文化の影響を受け、3階建て以上の石造建築物が連なる街並みは、東アフリカ地域において特異な歴史的景観をなしている。
ダルエスサラームから船または飛行機。
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。