ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港(en-short. Norman Y. Mineta San José International Airport)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼにある国際空港。単にサンノゼ国際空港とも呼ばれる。空港名が冠する「ノーマン・Y・ミネタ」は日系人として初めてアメリカで閣僚となったノーマン・ヨシオ・ミネタ(いずれも元、サンノゼ市長・下院議員・商務長官・運輸長官)に由来する。サンノゼ市は空港のマーケティングのため、名称をサンノゼ・シリコンバレー・ミネタ国際空港に変更することを検討している。
当空港からはアメリカン航空が東京/成田線を運航していたが、2006年10月28日をもって廃止された。
国際旅客定期路線はメキシコのグアダラハラおよびサンホセデルカボ(ボラリス及びアラスカ航空)に加え、2013年1月11日より全日本空輸が東京/成田線を週5便(月・水・金・土・日)で就航開始、2015年6月23日現在、毎日運航されている。。機材は、ボーイング787-8型機である。
サンノゼ市はベイエリアの中で最も人口の大きな都市でありながら、サンノゼ国際空港は近隣のサンフランシスコ国際空港及びオークランド国際空港より規模が小さい。
サンノゼ国際空港は市の中心部から北西に約6kmと非常に近いため、利用者にとって利便性が高い半面、周辺が開発されているため拡張性に乏しい。市の中心部は航空法による高さ制限の対象であり、高層ビルの建築ができない。
2010年のJDパワーによる調査の結果、サンノゼ国際空港はアメリカにある同規模の空港と比較して最も利用者満足度が低かった。但しこの調査はターミナルBの開業及びターミナルAの改装前に行われたことを留意すべきである。
全ターミナル内で無線LANが無料で利用可能である。
ターミナルAは1990年に開業、2009年に改装を終えた。改装の結果、チケットカウンター・駐車場・セキュリティチェック等が広くなった。
ゲートは1番から16番まであり、そのうち15番と16番は国際線ビルに含まれる。国際線の乗客は、このビルの税関を通る構造になっている。8番ゲートの向かいにはアメリカン航空の運営するアドミラルズ・クラブがあったが、2010年に閉鎖された。
ターミナルBは2010年6月30日に開業した。特徴のひとつとして、席の手すりに電源とUSBポートを設置し、ノートパソコン等を充電できるようにしたことが挙げられる。
ゲートは北コンコースの17番から28番までで、サウスウェスト航空をはじめ、アラスカ航空、デルタ航空等が利用している。南コンコースは利用者の増加を見て建設する予定である。
ターミナルCは1965年に開業したが、老朽化のため2010年に閉鎖された。現在は駐車場として利用されている。
以下に述べる公共交通手段の他、タクシー、リムジン、シャトルバス等でアクセスが可能である。
空港の近くには国道101号線、州間高速道路880号線、州道87号線が走っており、自家用車でのアクセスも便利である。
サンタクララバレー交通局(VTA)の運営するバス No.10 "Free Airport Flyer" を利用し、Metro Airport駅にてライトレールに、Santa Clala駅にてカルトレイン、アルタモント通勤急行、アムトラックに乗り継げる。
また、2025年にはバートがサンタクララ駅に乗り入れる予定である。