カナル・グランデ (Canal Grande) はヴェネツィアの運河で、大運河の意で、そう訳されることもある。街を二分するようにS字形をしている。
からサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂を望遠するカナル・グランデの眺め]]
カナル・グランデには4つの橋がかかっている。その中でも最も古いのが16世紀中葉に建設されたリアルト橋である。鉄道駅の近くのスカルツィ橋とアッカデーミア橋の2つは1930年代に相次いで建設された。 そして駅前広場とローマ広場を結ぶ4つ目の橋、ローマ広場歩道橋が建築家サンティアゴ・カラトラヴァ(Santiago Calatrava)の設計により2008年に建設された。
カナル・グランデには水上バス(ヴァポレット)の航路があり、停留所は、Piazzale Roma(ローマ広場)、Ferrovia(鉄道(駅前))、Riva de Biasio、 S. Marcuola、San Stae、 Ca' d'Oro、Rialto、 San Silvestro、Sant'Angelo、 San Tomà、Ca' Rezzonico、San Samuele、Accademia、S. Maria del Giglio、Salute、S. Marco Vallaresso となる。