ドモジェドヴォ国際空港(ru-short. Междунаро́дный аэропо́рт Москва́-Домоде́дово、ミジュドゥナロードヌィイ アエラポールト マスクヴァ・ダマヂェーダヴァ、en-short. Domodedovo International Airport)はロシア連邦の首都モスクワ市中心部から35km南方のドモジェドヴォ市にある国際空港。
シェレメーチエヴォ国際空港の施設が古く、乗客から不評を得ていることから、外国籍の航空会社が多数乗り入れている。国内線は主にシベリア、コーカサス方面への便が就航している。
1964年3月にツポレフ104(Tu-104)を使用したスヴェルドロフスク(現・エカテリンブルク)便を運航開始。公式的には、主にソビエト連邦内の長距離国内線空港として、1965年5月に開業。1975年にはツポレフ144(Tu-144)のアルマ・アタ(現アルマトイ)行き初飛行の地に選ばれた。1996年よりイースト・ライン・グループが75年貸与の形で空港の営業を開始(ただし滑走路は国有のまま)。その後、ターミナルビルや施設に多額の投資が行われ、数多くの外国航空会社がシェレメーチエヴォ国際空港から移動し就航することとなった。アエロフロート・ロシア航空も一部の貨物便をこの空港へ移し、現在ロシア最大級の空港となっている。
2011年1月24日、ドモジェドヴォ空港爆破事件が発生。30人以上が死亡した。