ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツは1769年に開校。初代校長はサー・ジョシュア・レイノルズ(現在中庭に銅像が建てられている)。建物はパラディオ様式のバーリントン邸(バーリントン・ハウス)という貴族の屋敷である。この建物は以前、ロンドン大学の本部が置かれていたこともあった。
ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツは王立とはいえ、国王や政府から支援を受けていない。収入源のひとつは、美術展の開催であり、非常に質が高くナショナル・ギャラリーやテート・ギャラリーなどと匹敵するくらいである。2004年には新しく改装されたバーリントン邸の当初の区画である、ジョン・マデウスキー・ファイン・ルームと呼ばれる部屋で、常設展示も行われるようになった。