フィシュト・オリンピックスタジアム(Fisht Olympic Stadium)は、2014年ソチオリンピックのメイン競技場。収容人数は4万人。愛称はフィシュト(露: Фишт)。近くにあるコーカサス山脈(カフカス山脈)のフィシュト山(Mount Fisht)に由来しており、競技場の屋根の形もフィシュット山の頂をイメージしたデザインとなっている。
2007年に開催されたIOC総会でソチオリンピックの開催決定により建設が始まった。ソチオリンピックでは開閉会式が、ソチパラリンピックでは開会式の会場として使用された。 また、ロシアで開催予定の2018 FIFAワールドカップでも会場の一つとして使用される予定となっている。大会期間中はフィシュト・スタジアムと呼ばれる。