ラガーディア空港(ラガーディアくうこう、LaGuardia Airport)はアメリカ合衆国ニューヨーク市クイーンズ区にある国際空港。
概要
ジョン・F・ケネディ国際空港、ニューアーク・リバティー国際空港と共にニューヨーク都市圏の空港の一つである。その管理・運営・警備はすべて同地域の地域開発公団であるニューヨーク・ニュージャージー港湾公社が行っている。
マンハッタンの北東部、クイーンズ区に位置し、主に国内線と、アメリカ国内とカナダの各都市を結ぶ国際線が中心の空港である。税関や検疫の施設はない。騒音問題、環境保護の点から、一部の例外を除き、ボーイング767型機やエアバスA300型機などのワイドボディ機や、飛行距離約2,400km以上の路線の発着は行わない。
歴史
第二次世界大戦前の1939年にニューヨーク市立空港として開港した。
名称
英語の発音は "ラグヮディア"
であり、日本語のカタカナ表記をそのまま言っても現地では通じない。名称は1934年から1945年までニューヨーク市長を三期務めたフィオーレロ・ラグヮディア
(Fiorello H. LaGuardia) の名前に因るものである。
航空会社並びにターミナル
ラガーディア空港は連絡バス及び通路で行き来ができる4つのターミナルビルが設置されている。
セントラル・ターミナルビル (CTB)
コンコース
A
- エア・カナダ(モントリオール、オタワ、トロント)
- カンジェット航空(トロント)
- コンチネンタル航空(アルバ、クリーブランド、ヒューストン/インターコンチネンタル)
- エキスプレスジェット航空運用 コンチネンタル・エキスプレス(クリーブランド)
- ジェットブルー航空(フォートローダーデール、オーランド [2006年5月4日]、ウエストパームビーチ)
コンコース
B
- エアトラン航空(アクロン/カントン、ニューポートニューズ)
- ATA航空(シカゴ/ミッドウェー、ヒューストン/ホビー)
- フロンティア航空(デンバー)
- ジェットブルー航空(フォートローダーデール、ウエストパームビーチ)
- ミッドウエスト航空(カンザスシティ、ミルウォーキー)
- スピリット航空(デトロイト、フォートローダーデール、マートルビーチ、ナッソー、オーランド)
コンコース
C
- ユナイテッド航空(シカゴ/オヘア、デンバー、ワシントン/ダレス)
- メサ航空運用 ユナイテッド・エキスプレス(ワシントン/ダレス)
- アメリカン航空
- アメリカン・イーグル(ボストン、シャーロット、クリーブランド、コロンバス、デトロイト、フェイエットビル
(AR)、モントリオール、ナッシュビル、ピッツバーグ、ローリー/ダーハム、トロント)
コンコース
D
- アメリカン航空(アトランタ、バミューダ
(季節)、シカゴ/オヘア、ダラス/フォートワース、フォートローダーデール、ヒューストン/ホビー、マイアミ、ナッシュビル、ナッソー
(季節)、ニューオーリンズ、オーランド、セントルイス、タンパ、トロント、イーグル/ベイル (季節)、ウエストパームビーチ)
デルタ・ターミナル
マリン・エア・ターミナル (Marine Air Terminal)
US
Airways ターミナル
関連項目
- シャトル便
- トランプ・シャトル
- USエアウェイズ1549便不時着水事故
外部リンク