チェンマイ教区(สังฆมณฑลเชียงใหม่、The Diocese of Chiang Mai)(ローマ・カトリック教会)はタイ北部にある司教区。バンコク大司教区の属司教区。チエンマイ県ムアンチエンマイ郡タムボン・チャーンクラーン、ヂャルーンプラテート通り225に司教座を構える。この司教区は89,483 km²の面積を持ち、チエンマイ県、メーホンソーン県、ラムプーン県、ラムパーン県、チエンラーイ県、ナーン県、パヤオ県、プレー県を管轄する。2001年の時点で教区内の580万人の住民の内、36,518人がカトリック信者である。
この教区は1959年11月17日にチェンマイ代牧区として発足。1965年12月18日に司教区に昇格した。
司教座聖堂はムアンチエンマイ郡のチエンマイ聖心大聖堂(The Cathedral of the Sacred Heart、อาสนวิหารพระหฤทัย)。
現在の聖堂は1999年10月30日に3代目の司教座聖堂に就任した。最初の司教座聖堂は1931年に就任。さらに1965年2月28日に2代目の司教座聖堂が落成し、就任している。
聖心カレッジと幼稚園が、教会設立後、1932年に教会の近くに建設された。開設当初、学生数は40人しかいなかったが、現在では4000人以上。近年、英語プログラムを創設した。英語プログラムの受講者は100名程度で、16人の生徒と先生2名(タイネイティブ・英語ネイティヴ)小クラス制をとっている。カレッジは私立であるが、政府によって授業料が低く抑えられており、私立インターナショナルスクールよりも安い。