ドゥディンツェ(Dudince、1927年までの表記はĎudince、ハンガリー語: Gyűgy、ドイツ語: Dudintze)は、スロバキア共和国バンスカー・ビストリツァ県クルピナ郡にある町。スロバキア南部に位置し、人口は約1,500人である。治療効果のあるミネラルウォーターと温泉で知られ、温水プールもある。
シュチャヴニツァ川(Štiavnica river)の谷の中にあるクルピナ平原の低い丘陵にあり、クルピナの南西約27km、サヒの北約15kmに位置する。中心集落のほかに、1960年に合併した旧独立村のメロヴツェ(Merovce)がある。街中および周辺にはトラバーチンの建築物とカトリック風の温泉がある。
ドゥディンツェは、スロバキアでは著名な温泉保養地の1つである。
考古学的な発見によると、ドゥディンツェには新石器時代に人の居住があったことが分かる。書物による最初の言及は1284年で、Dyudと書かれていた。温泉に関する最古の記録は1551年である。
2001年の国勢調査によると、人口は1,500人である。95.67%がスロバキア人、3.53%がマジャル人、0.20%がロマである。信仰宗教別では、55.67%がカトリック教会、28.93%がルーテル教会、11.27%が無宗教である。
ニトラにあるバンスカー・ビストリツァ県立公文書館には、以下の戸籍記録が保存されている。
</div>