ボウモア蒸留所 (ボウモアじょうりゅうじょ) はスコットランドのアイラ島のボウモアにあるウイスキー蒸留所である。
Шаблон:節stub ボウモア蒸留所は、多くのシングルモルト・ウイスキー蒸留所のあるアイラ島の中でも最古である。アイラ島の蒸留所の中で唯一エリザベス女王が訪問。その時には専用のウイスキー樽を作って歓迎、その後も倉庫の奥に飾っている。
操業開始は1779年。しかし、経営が悪化してからはオーナーが替わりつづけた。1989年、日本の酒類メーカーサントリーによって30%の資本参入を経て、1994年には完全子会社化。以降サントリーがボウモア蒸留所のオーナーである。サントリーが資本参入する前は、経営が悪化していたため蒸留はあまりしておらず、熟成に用いる樽も古いものを再利用していた。サントリーは資本参入後、建て直しを実施した。
ボウモア蒸留所では、ピート(泥炭)の影響の濃いラーガン川を仕込み水の水源とし、バーボン樽やオロロソ・シェリー樽による熟成を行う。樽の熟成庫は、海に面し、一部は海水面より下にある。サントリーはボウモアを「アイラモルトの女王」と表現する。
前述のとおりサントリーがオーナーである事から、日本から輸出される山崎と白州のイギリス国内の発売元も担当している。
Шаблон:酒概要 ボウモア蒸溜所で作られるシングルモルトウイスキーは「ボウモア」の名で流通している。日本ではボウモア蒸溜所のオーナーであるサントリーが販売元である。