ベッラ島(イタリア語 : Isola Bella)は、イタリア北部のマッジョーレ湖のストレーザ沖の西に位置する島。「イゾラ・ベッラ」(Isola Bella)とはイタリア語で「美しい島」という意味。長さ 320 m、幅 180 m。
島にはボッロメオ家のボッロメオ宮殿(Palazzo Borromeo)と階段状のバロック庭園(4 ~ 10月のみ開園)が存在し、イタリアバロック建築の傑作として知られる。また大理石と貝から造られたグロッタと呼ばれる洞窟があり、これが「グロテスク」という言葉の語源となっている。1797年にはナポレオン・ボナパルトも同島に逗留した。現在は観光地化されており、フェリー観光における主要な見学施設となっている。