アッター湖(Attersee)はオーストリアのザルツカンマーグートエリアで最も大きい湖。南北に約20キロメートル、東西4キロメートル、南北に細長く広がる湖。
水源はモンド湖から流れてくるゼーアヒェ川。湖の南西にはシャーフベルクが位置している。
風向、風量がほぼ一定であり、水がきれいなことから、ヨットや水泳を行う人にとって魅力的な場所である。ハイシーズンには多くのヨット競技会が開かれる。
湖の大きさが小さく、冬は冷え込む割に、湖面が凍ることはめったになく、最後に凍ったのは1940年代である。その時は、湖上でスケートをしたりバイクを走らせたりしている人がいた。
湖にはLitzlbergと呼ばれる城のある島があり、かつてグスタフ・クリムトが夏の間に頻繁に訪れていた。