凱旋門(がいせんもん、朝鮮語:개선문)は、平壌凱旋門とも呼ばれ、朝鮮民主主義人民共和国の首都平壌の牡丹峰区の牡丹峰大通りに位置して、および大通りの境界の所に凱旋しており、牡丹峰の西麓に位置している、また金日成競技場や凱旋青年公園に隣接している。
凱旋門は祖国凱旋を記念し、それを成し遂げた金日成の名誉を称えるためと、生誕70周年を記念して、1982年4月15日に牡丹峰の凱旋門広場に建てられた、1万500個の花崗岩で造られており、凱旋門はパリのエトワール凱旋門をモデルに、エトワール凱旋門より、故意に10m高くなるように造られた。高さは60m、正面幅52.5m、側面幅36.2m、アーチ門の高さ27m、アーチ門の幅18.6mと世界で一番大きい凱旋門である。4本の花崗岩の枝の柱の上には、金日成が祖国回復を志し平壌を後にした年である1925年と、金日成を率いるソ連軍(赤軍)が大日本帝国を打ち破り北緯38度線以北の朝鮮半島北部を占領し、平壌に凱旋したとされている1945年を示した浮き彫りがあり、またその東側と西側の壁面は白頭山の浮き彫りがある、南側と北側の壁面には「金日成将軍の歌」や革命を賛美する歌の歌詞が彫刻されている。凱旋門内部は、何十もの部屋、手すり、展望台、およびエレベーターがある。