SOLAÉ(ソラエ)は、愛知県稲沢市に所在する三菱電機稲沢製作所構内にあるエレベーター試験塔である。また、ショールームや試験設備の付属棟を併設している。
2007年(平成19年)に竣工した三菱電機のエレベーター試験塔 (173.0m) で、当時あったエレベーター試験塔としては世界一の高さを誇っていた。
その後、2009年(平成21年)に現代エレベーターの現代峨山タワー (205m) 、2010年(平成22年)に日立製作所のG1TOWER (213m) が建設され、現在は世界第3位である。
塔の外観は地上部と上部を45度回転したデザインで、夜間はライトアップされるなど、稲沢市のランドマークとなっているが、一般利用を想定して建設されておらず、見学など一般への公開は行われていない。
なお、高さの173.0mは(イナザワ)をもじったもので、名称の「SOLAÉ(ソラエ)」は空へ向かって伸びる形と、限りない品質追求の思いを込めて命名されたものである。また、2008年度の日本建築家協会優秀建築選200選に選定されている。