十分瀑布(じゅうふんばくふ)は台湾台北県平渓郷に位置する滝。
落差約20メートル、幅約40メートル。カーテン型としては台湾最大の滝で、半円形の形状とその美しさから、「台湾のナイアガラ」と呼ばれている。基隆河の上流に位置する多くの滝のうちの一つであり、台湾鉄路管理局平渓線沿線の名所として知られている。
十分瀑布は、台北県平渓郷の南山村にあり、基隆河の北部の支流の中では最長の支流に位置する。周辺は水の浸食作用と地形から多くの断層と奇岩が形成されており、速い流れと相まって、多くの滝と奇観を作り出している。
十分瀑布は、十分風景区の中に存在する。十分風景区は私人が経営しているため、見るためには入場券を買う必要がある。
*現在、営業休止中。
台鉄平渓線の十分駅もしくは大華駅から、それぞれ徒歩。