レロ書店(レロしょてん、ポルトガル語: Livraria Lello)は、ポルトガルのポルトに存在する書店。1869年に創業、1906年から現在の場所で営業している。レロ・イ・イルマオン(Livraria Lello e Irmão)ともいう。
世界で最も美しい書店のひとつに数えられている。イギリスのガーディアン紙が選ぶ〈世界の素晴らしい書店〉で第3位に選ばれている。旅行ガイドブック・ロンリープラネットが選ぶ〈世界で最も素晴らしい本屋ランキング〉で第3位に選ばれている。
児童文学『ハリー・ポッターシリーズ』に大きなインスピレーションを与えたことでも知られており、人気の観光スポットとなっている。ネオゴシック調の建物は、技師で実業家のグザヴィエ・エステーヴ () が手がけている。書棚に囲まれた空間の中央にあるユニークな形状の赤い階段は、〈天国への階段〉と呼ばれている。