漢拏山(ハルラさん、かんなさん、韓国語:Шаблон:Lang、Halla-san)は韓国の済州島にある山。標高1,950mであり、韓国の最高峰。
漢拏山は一帯が国立公園に指定されている。2007年には、「済州の火山島と溶岩洞窟」の主要部分として、ユネスコの世界遺産にも登録された。
漢拏山は地質学上、第三紀に噴火した火山であり、周辺には360個の側火山が形成されており、最終噴火は11世紀初頭(高麗時代)であると見られている。典型的な楯状火山である。プレートの衝突する日本と異なり、韓国国内には火山が少なく、主なものは漢拏山と鬱陵島のみである(北朝鮮には白頭山がある)。
頂上に火口湖の白鹿潭がある。
2008年11月現在、山体保護の為、頂上部への立ち入りは禁止されている。主な登山路は、観音寺登山路、城板岳登山路でこの2つの登山路では、火口脇まで行くことができる。登山口から最高所までの所要時間はそれぞれ4時間半程度。オリモク登山路と霊室登山路はこれより短いが、1600m地点までしか登ることができない。