エン・カレム(ヘブライ語: עַיִן כרֶם、英語: Ein Karem)はイスラエルのエルサレム西郊外にある村である。
エン・カレムはイスラエルのエルサレム地区にある村で、エルサレムの西郊外にある。エン(ein)はヘブライ語で「泉」、カレム(karem)は「ブドウ」の意味で、「葡萄園の泉」という意味である。アラブ人によって建てられた石造りの家々が、杉と松の木々が生える丘に囲まれた美しい村である。1948年の第一次中東戦争でアラブ人はこの村から逃げて、その後モロッコとルーマニア出身のユダヤ人が住むようになった。
6世紀ごろより、ここは『新約聖書』の「ルカによる福音書』1章39節に書かれている、ザカリア、その妻・エリサベツ、彼らの子供・洗礼者ヨハネが暮らしていた「ユダの山里」であるということで、巡礼者が絶えなくなった。
エン・カレムには次のような施設があることで有名である。